カワセミラプソディ インプレ

鱒吉

2013年12月18日 20:40

私のブログへ来訪して下さる人たちの検索ワードの中で二番目に多い
「カワセミ ラプソディ インプレ」
ちなみに一番は「13’ナスキー ベアリング」です・・・
(マメにメンテすればあまり関係ないんですけどね)
とういわけで、カワセミラプソディ購入後2度の釣行(但し管釣り)で使用してみた感想を書いてみたいとおもいます。

まずパッド部、
このパッド部のデザインを気に入ったのが、カワセミラプソディを選んだ最大の理由の一つです。
パッドパワーは十二分にあり、先日の40cmクラスくらいだと拍子抜けするくらい簡単に引っこ抜けます。
(ラインはPE0.6号にナイロン4lbリーダーなのでドラグキツメで)

続いてグリップ部
コルクグリップに花梨のリールシートです。
これも気に入ってる部分です。
リールをセットした状態で、右手でロッドを持った際に、花梨のリールシートとコルクグリップに
触れる面積がかなり多くなります。
コルクグリップがあっても持つのはほとんど金属部のみという状態のエゲリアとは対照的でした。

花梨リールシート部の拡大です
リールをセットする箇所に凸加工してあります。
シマノのリールがピッタリとハマるのは確認出来ましたが、ダイワについては未確認です。

続いて第一ガイドです、
かなりのハイガイドでリールに近い位置にあります。
PE0.6号にナイロン4lb一ヒロをFGノットで組んだラインシステムで
二度の釣行の間一度もトラブルはありませんでした。

トップガイド
マイクロガイドです。
穴径は2mm程度で、朝のくらい時間帯にラインを通すのは苦労します。
先日、感度がいいと書きましたが、感じ方はトラウトXとは違います
トラウトXは魚からの信号がティップが細かく動くことで伝わって来ますが
カワセミの場合は振動が伝わってくる感じです。
それも、かなり細かい振動まで伝えてきます。

アクションの違いはわかりやすく、水の抵抗の大きなミノーや
重めのスプーンにアクションを加える際に顕著です。
トラウトXの時はアクションてからティップがしなって、復元するまでの時間が長く
アクションが伝わりにくい感じでしたが、カワセミはほぼ遅れることなく追従します。
このへんが流れのある渓流でアクションを加えなければならないロッドと
止水専用のロッドの違いなのかと思いました。

グリップエンドです
ここが脱落するという不具合情報をネットで見ましたが、今のところその兆候はありません
カワセミのマークなんでしょうけどカワセミには見えませんね・・・・

パッド部にフックをかける場所があります。
これが普通なのかどうかはわかりませんが、個人的には重宝しています。

竿袋です。
内部はグリップ部を入れる袋と、ティップ部を入れる袋にわかれています。
互いに干渉してガイドで傷つくのを防ぐためでしょうか?
ちょっと使いづらいです。

竿袋のバンドです。
柔らかいゴム素材のマジックバンドです。
袋の上からグリップに巻きつけるようにして固定します。

全体的にデザインには高級感があります。
ガイド部の処理も丁寧ですし、継ぎの箇所もキレイです。
KRコンセプトでガイドが8つあるためガイド間の距離が詰まっていて
ちょっとゴチャゴチャした印象も受けますが、
総じてデザインは素晴らしいと思っています。

トラウトXの60ULと比べると全体的に硬いです。
必要以上に固くなることを嫌って「中弾性カーボン」をうたっている
カワセミにしたのですがエリア用の高弾性カーボンより硬かったです。

キャストに関しては1g以下のマイクロスプーンを投げるのはかなり困難です。
こればっかりはトラウトXのほうがかなり楽です。
2.5gのスリムスイマーや2.2gのロールスイマーを投げる分には
キャストの正確性も含めてかなり楽で、狙って投げる楽しみが増えました。

以上が初心者がカワセミラプソディを使ってみた感想です。
まだ渓流で実釣したわけではないので、渓流へ行ったらまた違った印象を
持つかもしれません。

とりあえずは解禁までに狙って投げる練習を繰り返したいとおもいます。




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