ウェーディングブーツ

鱒吉

2014年05月22日 20:59

このところ探していたウェーディングブーツをついに購入し、5/19の釣行は初めてのウェットウェーディングでした。

購入したのはSIMMSのHEADWATERS BOOTです。
今年廃盤となっている製品で候補に入れていなかったのですが
新宿の店舗でたまたま在庫品を発見、FSブーツと比較すると質感は落ちるのですが
重量が明らかに軽かったためにこちらに決めました。


作りはしっかりしていますが内張りがなく薄いこともあり
店で見たSIMMSのブーツの中では2番目に柔らかかったです。
ただ店で試着した時はサイズのことばかり気になっていたのと、
比較したのが比較的固いFSブーツだったので柔らかく感じたのですが
家に帰ってきて落ち着いてみると硬いです。
慣れるまでは結構苦労しそうです。

また、US9を試着すると幅は余っているのですが指先が詰まっていて
US10だと指先も幅も余っていたので、痛くならないようにUS10にしたのですが
家に帰ってきてネオプレンソックスを履いてもまだ余裕がある状態
US9と10の中間が欲しかった・・・・


ソールはビブラムです。
カヤックをしている時にMERRELのビブラムソールのシューズを履いており
岩場を結構歩いていたので岩場でのビブラムソールにはあまり不安は無く
むしろ初めてのイドログリップに期待していました。

実際に歩いてみたインプレですが
想像通りに滑り、想像以上にグリップします。

滑りやすい典型的な場所としてはこういう岩です。


水際で磨かれた石の上に極薄く苔が付いている岩です。
これは想像していたとおりに全くグリップしません。
フェルトでも滑りますが滑り出しの予兆もなくいきなり滑ります。
体重を掛ける前に靴裏でこすって磨いてやって、グリップしてから体重をかける必要があります。

逆に想像以上にグリップしたのはこういう岩です。


水に磨かれてツルツルだけと乾燥している岩です。
これはフェルトだとかなり気をつけていても滑りますが
ビブラムだと楽ちんです、斜面を普通に歩けました。
その他、草の上、砂の上などフェルトだと不安な場所も楽にクリア出来たのは想像通りでした。

水の中以外ではウェーダー付属のフェルト長靴とは比べ物にならないくらい楽です。
ミッドソールも硬めですが厚いためかかとへの衝撃も少なく走っても平気です。

SIMMSのソールは厚く、硬いため足場が不安定でゴツゴツした場所を
歩く際に足への負担が少なく足が痛くなりません。
カヌー用に使っているMERRELの靴のようにソールが柔らかい靴は
歩くのは楽で、岩場などのギャップを取りやすいメリットはありますが長時間歩くと足裏が痛くなっていました。
またSIMMSとしては軽いとは言え片足700gもあるため地上では重く感じますがフェルトと違って
水を吸って重くはならないので重さは一定のままなのもいいところです。

欠点としては足首のホールド部にクッションが無い為、ホールド感がイマイチなことと
長時間歩いていると曲げた時に当たる箇所が痛くなる事です。
その辺は馴染んでくれば変わる気もします。

その点以外には不満はなく、今のところはSIMMSにして良かったと思っています。
大谷川と荒川でしか試していないため、その他の場所で不満が出るかもしれませんが
そうなったらクリーツを装着しようと思います。

後は耐久性ですがこればっかりは使い続けてみないと分かりません
とりあえずは縫い目をシューグーで補強したいところですが
あれをやると見苦しいのでちょっと考え中です。




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