シーズン中、私のブログへのアクセスの大半が「カワセミラプソディ」を検索された方のようで多い日には一日で20件もの履歴が残っています。
不思議に思って調べてみると・・・・・
Googleの「カワセミラプソディ」検索結果で、なんと私のボウズ日記が
1ページ目の上から2番目にあるではないですか!(2014/9/19現在)
タイトル通りのまるで釣れていないブログがまるでカワセミラプソディインプレ記事の代表のように
扱われてしまうとは・・・・これではカワセミが駄目ロッドみたいではないですか
カワセミを検索して訪れた方に管釣りで2回しか使っていない頓珍漢なインプレを読んで頂くのも
心苦しいため1シーズン、渓流釣行20回使用した後のインプレを書きたいとおもいます。
あらかじめ断っておきたいのは私の釣果が乏しいのは私の未熟さゆえです
むしろ全くの素人だった私が単独釣行で曲りなりにも釣行の形を成せたのは
タックルの恩恵によるものでした。
カワセミラプソディについて私が感じたことを簡単にまとめると。
1.非常に丈夫
2.とても投げやすい
3.思った以上に扱いやすい
の三点です。
1.については最後の最後で破損させてしまったので説得力がありませんが
釣行中何度も折れてもおかしくない状況に見舞われても折れることはありませんでした。
堰堤で滑って滑落した時も、フルキャストのバックスイングで木に引っ掛けた時も、
藪こぎで木に引っ掛けた時も、沢登中にティップで岩に突きを入れてしまった時も、
ミスキャストで2番ガイドにラインが巻きつき、勢いでリーダーが切れてルアーだけ飛んでいったこともあります。
色々な人のブログで「ロッドがれた時の状況」として紹介されている様々な事例を
体験しても折れなかったことで「とても丈夫な竿」というのが印象付けられました。
また、購入から3年間は「何度でも」免責金を払うことで修理可能です。
522ULの場合は#1は3100円で交換してもらえました。
量産品だけあって対応も早く、十分満足できるものでした。
私は修理対応の早さや免責についてもロッドのスペックのうちと考えているため
そういった意味でのポイントはかなり高かったです。
2.については「カワセミだから」かどうかは分かりません、
ただ、5gのヘビーシンキングを普通に投げられるだけの張りがあるロッドなのに
1gのスプーンの重さも十分に感じながらロッドに乗せてキャストできます。
渓流に出て初めてバックハンドのアンダーキャストや、フリップキャストをしなければならない
状況になる方も多いと思いますが、ちょっと練習すればとりあえず投げれるようになるくらい
ルアーのウエイトを竿に載せる感覚がつかみやすい竿でした。
3.についてはKRガイドの竿ならばどれでも同じだと思いますが
ラインのバタつきが少なく、ティップのブレも最小限になるため、
投げた後のコントロールがつけやすい竿です。
感度についても普通のKガイドより良いと思いますが
これは渓流では関係ありません。
522ULのロッドアクションについてですが、
ティップだけではなくベリーも曲がりながら負荷を受け止める、
レギュラー寄りのファーストアクションです。
そのためヘビーシンキングを操るには多少のダルさを感じます。
ルアーごとに引き抵抗も違う為、何gからと言った区分は難しいのですが、
蝦夷とd-コンタクトの操作時にはダルさを感じます。
トラウトチューンHWやTX50RSSだとあまり感じません。
もちろん使用するラインシステムにもよりますがナイロン4lbにd-コンとかだとラインの遊びも大きくダルさも倍増です。
ヘビーシンキングを使用する際はPEを使用する前提ですしその為のKRガイドだと思います。
ラインシステムとミノーの組み合わせで実用できるルアーは幅広いですが、
最も気持よく操作できるのは2g台のフローティングミノーや3.5g程度のシンキングミノーだと思います。
私の手持ちルアーではSA50RSが一番キビキビ動きアクションも決まります。
それくらいのウエイトと引き抵抗がベストマッチなのだと感じています。
長々と書きましたが私のカワセミラプソディのインプレはこんなところです。
あえて不満な点も上げておくと
1.コルクグリップはあまり上等ではない。
2.花梨のリールシートはスレで角が色落ちする
の2点くらいでしょうか。
ルアー初心者の渓流デビュー用としては良い選択だったと思っています。
カワセミラプソディの購入を検討中で、検索して私のブログを訪れる皆さんが
スプーンからシンギングミノーまで幅広いルアーを試して見たいとお考えなら
522ULを選択して間違いありません。
(あくまでも個人の感想です)
このインプレがカワセミラプソディ購入を検討中の方々の一助になれば幸いです
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