2014年 鬼怒川水系ラスト釣行

鱒吉

2014年09月13日 19:12

前回の釣行後に破損したカワセミラプソディですが、キャスティング日本橋店とジャクソンの素早い対応のお陰で
何とか木曜日の夜には戻って来てくれました。

そして本日2014年の鬼怒川水系ラスト釣行へ行ってきました。


先週得た情報では、今週尺上の大物を釣りたければ大芦川へ行くと良いと言われていました。
先週日曜に行われた釣り大会で40cmUPを筆頭に尺上の大型を大量放流したとのことで
おそらくこの三連休くらいまでは釣りきられずに残るとのこと。

鬼怒川の中岩ダムのプールには高徳から落ちてきた虹鱒が大きく育っていて
先日の大雨後には50upが上がったので虹鱒狙いなら中岩ダム下のプールがいいとか。

今年の大雨の影響なのか馬返しあたりまで大型のブラウンが釣れ、
山行の心得があるならば華厳渓谷へ行くのも良いと言われていました。
(これは下調べの時点であまりの難易度の高さで断念)

折角得た情報だったので、今週の釣行の最初の目的地をどこにするか、
行きの車の中でかなり悩みました。

で、結局行き先に選んだのは・・・・・いつもの支流でした(笑

大芦川に行って先週の残りを釣るのも、馬返しにブラウン狙いで行くのも
なんか違う気がしてしまって、小さいのしかいなくてもいつもの支流に行かないと
ということで、5時過ぎに入渓しました。

支流の朝の気温は12度、水温は10度と結構低めなので活性が心配です。
しかも先週と同じく抜群の透明度で晴天です。
最終日ですがボウズの予感を感じつつ釣り上がりました。

やはり、終盤戦で結構抜かれているのか魚影は薄いです。
それでも魚が走る姿は確認できるのでいないわけではなさそうです。
相変わらず、水の透明度が高い日のストーキングは苦手で魚に先に発見されてしまいます。
岩の影に隠れてキャストして探り、反応が無いのを確認してから岩を巻くと
自分がいた場所と岩を挟んで反対側の直下から魚が走ります・・・・・
つくづく、この半年間全然成長してないことを実感です。

ルアーの見切りも早く、チェイスして見切って戻った子は二度と出てきてくれません。
苦労しながら、それでも何とか本日の1尾目をゲット、リニューアルした
カワセミラプソディに再入魂です、


20cmちょっと越えるくらいの小さな子ですが状態も良く綺麗な魚体でした、
最終日なので感慨もひとしおです。
ヒットルアーはSA50RSでした、ダートの動きにも少し慣れて来ました。
その後、少し釣り上がり2匹追加しましたがどちらも20cmに満たない小さい子でした。
半年間楽しませてくれた礼を言ってリリースし、毎週の様に通った支流での釣りを
終えました。

その後、大谷川本流へ移動し竿を出しました。
通い始めた頃毎回たどったルートをたどるつもりでしたが釣り人が多くて入れる場所がなかなかありません。
特に総合会館前はずらりと並んだ餌釣り師の竿が壮観でした。

入れる場所を探しながら川沿いを歩き、入渓可能な場所へ移動しました。
釣り人の姿はありません(真新しい足跡はたくさんありますが・・・・)
この辺りは増水後は川からの溯上不可能なため誰かの頭ハネをすることもないため
ここから入渓しました。

水量が多く押しが強い流れにキャストしながら釣り上がります。
そして、初めて岩魚を釣った淵まで来ました。
岩陰からこっそり覗くと魚影が確認できます。
SA50RSの金黒を結んでキャストすると・・・・・・大きな魚影のチェイスです
ピックアップ寸前まで追って来て踵を返していく腹がオレンジ色です。
「前に釣ってリリースした岩魚かも?」
今年の大水の中、同じ淵に居続けたとは考えにくいですが、
前に釣った岩魚だとすると、一夏を経て尺に届いているかもしれません。
水中の巨岩のそばに大きな魚影が確認できます。

チャンスは何度も無いはず・・・・・そう思い、念のためツアーをTX50RSSの金ヤマメに交換し
上流側にキャスト、なるべく沈めてアクションを入れながらステイしている場所の前で
ダートさせながらトゥイッチを入れます。
「喰ってくれ」と願っていると、唐突にガッというアタリがあり
ヒットしたのは・・・・


26cmの厳つい顔をしたヤマメでした・・・・・・
岩魚の前でダートさせてトゥイッチしたら、上流側からすごい勢いで泳いで来たヤマメが
ルアーを横取りして喰いました。
久々のヤマメなので嬉しいといえば嬉しいのですが・・・・・・君じゃ無いんだよね;;

結局、目の前でルアーをヤマメにひったくられた岩魚が、その後反応するわけも無く
「来年まで釣られるなよ」と言い残して淵を後にしました。

その後200mほど釣り上がったところで餌釣りの団体さんに出会ってしまい
大谷川本流での釣りも、釣り納めとしました。

その後、鬼怒川本流へ
結局鬼怒川本流では1匹も釣っていません。
ということはカワセミの672にはまだ入魂してないことになります。
(正確にはニゴイとウグイと鮎で入魂されちゃってますが・・・・)
ここはなんとしても釣らなければと思いますが・・・・・

中岩、餌釣り師が一杯・・・・
常トロ、鮎釣り師が一杯・・・・
大谷川合流、入る隙なし
結局、小林橋まで下ったところで入る隙がありそうだったので入渓しました。
釣り人のプレッシャーが多い中で移動しながら1時間半ほど差を出しましたが結局反応なし。
本流ヤマメは来年に持ち越しとして納竿しました。

今年最後の鬼怒川水系は、釣り人のプレッシャーと好天で厳しい釣りとなりましたが
とりあえずボウズが回避できたため、満足して納竿出来ました。

半年間、計20回通ってみてわかったことはたくさんありますが
身につけられたスキルはあまり多くありません。
だからこそ、長くできる趣味なんだろうなと思いつつ、来年に向けての準備をしていきたいと思います。


オマケ


鬼怒川本流でルアー回収しようとしたら水流に負けてグニャリと曲がりました。
無理やり戻したら膨らんでしまって収納不可能に・・・・・・・
10釣行くらい持ち歩きましたが結局3個しか回収できていないため元は取れて無いです・・・・
というか水流に負けて曲がるとか・・・・・弱すぎ



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