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2014年05月27日

鬼怒川水系釣行 7回目

今週も土曜日は子供の運動会だったため
日曜日に釣行へ、行き先はいつもの大谷川です。

当日は曇り空で釣りに丁度いい感じ
早めに現地着して5時から始めました。
まずはいつもの淵に直行し竿を出します。

この淵の魚たちは平ウチ系のルアーには全く反応しないのは分かっているため
ナチュラル系のシュガーミノー(ヤマメ)から始めました。
喰わせの間をつくるために早巻きからのストップ&ゴーで巻いていると、
岩陰から黒い影が飛び出してきて喰いつきました。
数投目で今日最初のアタリです。
なんか重いぞと思いつつ巻いていると、水面近くでターンする魚体がオレンジです
これは!と思いつつ慎重に取り込んだのは

鬼怒川水系釣行 7回目

やはり岩魚でした。
尺まではありませんが27cmを越える綺麗な魚体です(メジャーがないのでリーダーを魚体の長さに切って持ち帰りました。)
初めて渓流で釣った岩魚に感動しながらリリースしました。

そういえばいつもこの淵にいて水面近くでハッチを繰り返すヤマメの姿がありません。
他の場所に移動したのか、餌師に抜かれてしまったのか?
前者だといいのですが後者だと悲しいですね。

その後、淵を後にし釣り上がろうと思いましたが、岩の上に真新しい足あとがあります。
どうやら淵でやっている間に追い越されたようです、
ちょっと上流に行きましたが足あとは点々と続いており、場所変えをすることにします。

先週下見した荒沢川を大谷川合流部から釣り上がろうと思い、
やしおの湯付近の駐車場へ、車を止めて荒沢川合流部へ歩いて行きましたがなんと水がありません。
先週裏見の滝あたりへ下見に行ったさいにはそれなりに水が流れていたのですが・・・・謎です。

そのまま帰るのも悔しいのですぐ上流の九桜沢?合流部がある堰の辺りで少し釣ります。
水深があり遠投になるためアドロワを結んで投げていたのですが、
暫くしてちょっと力を入れて投げた際に背後の木に引っかかりポキッという嫌な音が・・・・・
ラインがちぎれてアドロワが落ちて行くカランカランという音もしましたが・・・・
「まさかティップが折れた?」恐る恐る竿先を確認しましたが大丈夫そうです。
ラインが4lbと細かったのも良かったのかもしれません。
さすがに自分のキャストに自信がなくなり移動することにしました。

次に向かったのは荒沢川の裏見の滝あたりです、
先週水があったのに下流部にはないのが気になって見にいきました

現地着して沢に降りる前に上から覗くと・・・堰堤下のプールにヤマメが見えます!
急いで準備をして入渓しました。
慎重に近づき岩陰からキャストすると・・・・・倒木を釣ってしまいました・・・・・
しかもこれが外れない・・・・仕方なく近づいて外すことに。
なるべく静かに近づいて倒木からルアーを外すと・・・・・・倒木の下から大きな影が飛び出して大岩の下へ潜り込みました。
失敗した・・・・・ルアーの回収は後にしてラインを切って別のルアーをキャストすべきでした

往生際悪く岩陰に戻ってキャストしましたが全く反応ありません。
まあ自分でポイント荒らしたのですから仕方ありません。
仕方がないので堰堤上部へ登ることに・・・・
堰堤の高さは3m以上ありそうですが傾斜が50~60度位なので無理すれば登れそうです
意を決して登り始めます。
ちょうど中間まで登った辺り(足の位置で2mくらいでしょうか?)ようやく堰堤の上部に手が掛かりそうなところで
いきなり足元のグリップがなくなりました・・・・・為す術なく滑落です。
身体をひねり臀部が堰堤に擦れるようにして落ちましたがそれでも痛かったです。
タックルは落ちる瞬間に堰堤の上に放り投げました、嫌な金属音が聞こえていましたが・・・・・・
ビブラムソールで滑りやすいところを一つ追加です。
濃い深緑色のヌルがついた斜面は危険でした・・・・

そんなことをしているうちにまた頭ハネされたようで、私の右斜上方を鮎舟を持った餌師が登って行きます。
どうやら堰堤の右側に高巻き用の道があるようです。
堰堤上に放り投げたタックルも回収しなければならないので餌師と同じルートで堰堤上へ
こちらはこちらで滑りそうな大岩の斜めになっている箇所を歩かなければいけないので危ないです。

どうにか堰堤の上に出てタックルを無事回収。
放り上げた時に金属音がしていたためリールが傷ついているのは覚悟していましたが・・・・


鬼怒川水系釣行 7回目

傷ついていたのはここだけでした。
「こんなのただの飾りで意味ないし・・・」とおもっていた「おまもり君」が傷だらけで
リールには傷がありませんでした。
ありがとうおまもり君、ただの飾りじゃなくてちゃんと意味のあるパーツでした。
ロッドのほうも何とか無傷でした、今日はロッドが折れても仕方ないようなことが二度もありましたが
カワセミラプソディは想像以上に丈夫でした、もっと大事にしてやらないと・・・・と心に誓いました。

そんなこんなで餌師に先行されてしまったこともあり荒沢川は撤退することに。
山女魚の姿も確認できたしおそらく岩魚もいたとおもうので次回また来てみようと思います。

次に訪れたのは大谷川中流の七里付近です。
到着してみると堰堤下に驚くほどたくさんの餌師がいます。
仕方ないので堰堤下は避け、釣り人が見当たらない下流側に釣り下がって行くことに
霧降大橋側の堰堤にはどの堰堤にも餌師が大量に入っているのに、下流側の堰堤にはいません。
下流側の堰堤のポケットを一つ一つ探っていると、今日二度目のヒットです。
上流側から水に逆らって巻いているのに暴れることも無くやけにあっさりと寄ってきます。
キャッチしたのは

鬼怒川水系釣行 7回目

25cmほどのニジマスです、ヒレも魚体も傷んでいます。
だから全く暴れもせずに寄せられたんですね。
そう言えば先週水郷橋より下流で釣り大会があってニジマスが放流されていました。
そこから上って来たとすると・・・・一体いくつの堰堤を越えてきたのでしょう?
疲れて休んでいるところを釣り上げてしまったようです。
可哀想なので撮影後すぐにリリースしようとしますが腹を見せて浮かんできます。
私に釣られたことで最後の体力を使ってしまったのでしょうか?
手で支えてやり上流側へ向けてエラに水を送り込んでやりながら数分間・・・・
やっと自力で泳いで行きました。

そんなことをしていたら上流側にいた餌師が来て話しかけられました。
何をリリースしたのか聞かれたので小さなニジマスであることを告げると
「じゃあいいや」と・・・・何故ニジマスならいいのか尋ねると
「今みんなで山女魚を抜いてるとこだから」と言われました

なんだかテンションがダダ下がりになってしまい、その日の釣行は終了することにしました。
ボウズではなかったのに、とても後味の悪い釣行になってしまいました。


次の釣行では鮎解禁前最後の鬼怒川本流 へ行こうと思っていたのですが少し考えてしまいました。





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この記事へのコメント
鱒吉さん、こんにちは!

27岩魚おめでとうございます!!
ワイルドな岩魚ですねえ~、しかも健康的!!
私も岩魚狙いで釣行しますが、こんな良型まだ出て頂けないです(泣)

餌師の方々は考えが違う人が多いと思いますね…。
もちろん食べる楽しみも否定はしませんが、食べる分だけにしてほしいと思ってしまいますね…。
魚を抜いて後で嘆くのは、釣り人自身なんですから…。

おまもり君私も買おうかな…(笑)
Posted by kou&makikou&maki at 2014年05月27日 09:58
>kou&makiさん

ご訪問ありがとうございます。

初めての岩魚の引きは山女魚ともニジマスとも違った重みがあり感動しました。
kou&makiさんは先日尺岩魚上げられてませんでしたっけ?
あれはmakiさん?

餌師の人たちは食べるためと言うよりも、おとり鮎を襲う良型の山女魚を今のうちに駆除しようとしているそうです。
大谷川って鮎放流してましたっけ?
鬼怒川から来るのかな?
前々から話に聞いていたことではありましたが、実際に遭遇すると
ちょっと納得行かない気持ちになりました。
Posted by 鱒吉鱒吉 at 2014年05月27日 20:43
こんばんは!

尺岩魚は相方のほうなんです(泣)
私は岩魚に嫌われているみたいなんで…(笑)

鮎ですか…なんか複雑ですね。
自分のことしか考えてない人達が多くて淋しいですね…。
Posted by kou&makikou&maki at 2014年05月27日 21:01
鱒吉さん どうもでーすm(_ _)m

北海道ではあまり鮎に馴染みが無いので(そもそも鮎が居るのだろうか⁇)分かりませんが、自分達の釣りの為に他の魚を駆除するとは悲しいです(T_T)
本当に一握りの人なんでしょうけど、釣り場で会うとその日の釣行のテンションはガタ落ちですね・・・(つД`)ノ
マナーは押し付ける物でも無いですが、最低限は守って欲しいですねσ(^_^;)
Posted by t.tetut.tetu at 2014年05月27日 21:18
こんばんは(^^)

いいサイズのイワナですね。
私の釣行フィールドにこういうサイズのイワナはいない(はずな)ので
ちょっと羨ましいです。

鮎釣り前の餌師の駆除はドン引きしますよね。
私も経験があります。
こういうのは明確な裏付けがあってやっているというよりも
つまらない噂とかくだらない思い込みなので
解禁日の大量キープ同様に困ったものです。
鮎にはレインボーでもやばいと思うんですけど…。

鮎も増えすぎると餌の問題で大きくなりにくくなるはずなのですが
それをも脅かすほどトラウト類が居るとは思えません。
駆除して釣れるようになったのでしょうか、疑問です。
(川鵜の大食漢のほうが…)

で、こういう族は漁協が規制しない限り無理でしょう。

でもほとんどの漁協は組合員が鮎寄りでしょうから
どうにもならないと私は諦めています。(-_-)
Posted by tetsu at 2014年05月27日 21:47
>kou&makiさん

makiさんの釣果でしたか。
今シーズンの釣果を見るとmakiさんってかなりのやり手ですよね
夫婦揃っての釣行素晴らしいです。
Posted by 鱒吉鱒吉 at 2014年05月27日 22:09
>t.testuさん

ご訪問ありがとうございます。

彼らのやっていることを自分に置き換えてみると
何となく理解出来るので難しいところではあります。
実際山女魚を釣りに行ってブラックバスばかり釣れて
バスのせいでルアーが駄目になるような状況なら
多分自分もバスを排除するだろうなと思ってしまいました。

結局私も身勝手な自分の価値観で立腹していたし、
鮎釣り師である彼らのコミュニティーの中では彼らの行動は正しい行為なんだと思います。
そういった色々なことを悶々と考えてしまってテンションダダ下がりになりました。
Posted by 鱒吉鱒吉 at 2014年05月27日 22:17
>tetsuさん

ご訪問ありがとうございます。
実は山女魚を釣ろうと思っていて偶然岩魚が釣れたのは内緒です(笑)

鮎釣り師の山女魚排除行為は漁協の責任だと思います。
大谷川を含む鬼怒川支流では鮎ルアー禁止なんですよね
なので高価なおとり鮎を購入するしか無く、おとり鮎を食い殺してしまう山女魚が敵視されてしまうようです。
おとり鮎販売店の利権は気にせず、友釣りは鮎ルアーでやるのが当たり前!
ってことになれば山女魚は外道として歓迎されるのではないかと・・・・

まずは友釣り発祥の地である狩野川からそうなってくれれば良いのですが
鮎ルアーを最初に禁止にしたのが狩野川漁協らしいので期待薄ですかね
Posted by 鱒吉鱒吉 at 2014年05月27日 22:29
こんばんわ!
初岩魚!おめでとうございます。
顔つきがカッコいいですね。。。

滑落ですか?
ケガはなかったのでしょうか?気を付けましょうね!
私も最近はPataのラバーソールのシューズを愛用していますがヌルのあるところは極力避けるようにしています。
(軽くて便利ですしコンビニなどにそのまま入れるのでやめられません。。。)

アユ釣りのためのヤマメ駆除っていうのはどうなのでしょうか?
アユの友釣りは日本にしかないすばらしい釣法というのは良くわかりますし否定をするつもりもありませんがもう少し大局的にものごとを考えて欲しいものです。
アユの遊魚料は一番高いですし、オトリアユも購入してもらえるので各地の漁協にとってはドル箱なのである程度黙認なのでしょうか?
アユ釣りをしていたら尺上のヤマメが釣れるといことも稀にあるとの話も聞いたことがあります。それはそれでラッキーと思えるような広い心を持って欲しいと願うばかりです。。。
魚達には罪はないですしね。。。
Posted by icet2you at 2014年05月28日 20:06
>icet2youさん

ご訪問ありがとうございます
滑落と行っても2m滑り落ちただけなので怪我はないですが
かなりヒヤっとしました
ラバーソールは滑るときはいきなりなので注意が必要ですよね
フェルトの時は滑る予兆が会ったのですが本当に唐突に滑ります。
クリーツ検討したほうがいいのかなと思っています。
次に滑ったら多分クリーツ装着します。
Posted by 鱒吉鱒吉 at 2014年05月29日 22:02
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